耳をすませば

　雫の日常。読書家の雫。図書カードから天沢という人物を気にする。
　父に弁当を届ける。デブ猫を追って、丘の上の骨董屋を見つける。店に入る雫。 猫の男爵の置物。からくり時計。老人。少年が忘れ物を持って追ってくる。
　男友達から好意を寄せられる。応えられない。
　無神経な自分に落ち込む。猫とともに骨董屋の前で。前の少年が店に案内する。 猫男爵を見る。ヴァイオリンを作る少年、弾く事も出来る。雫も歌わされる。老 人の演奏仲間が加わる。彼が天沢である。
　教室を訪れる天沢少年、イタリア留学の同意を得た事を一番に報告する。クラ ス、大騒ぎになる。
　少年の夢に触れ、自分も物語を作る事を決意する雫。猫男爵をモデルにする事、 老人に同意を得る。老人はエメラルドの原石を見せる。
　図書館で出会うふたり、少年は今日旅立つ。図書カードは雫の気を引く為に、 わざと仕組んだ事だと告白。
　雫の創作、遅れる勉強、家族の心配と理解。悪い夢を見る。
　老人に読んで貰う。ゆっくり頑張れば良いと諭される。昔話を聞かされる。エ リーゼとの恋、猫男爵の連れは彼女が持っているとの事。
　帰って来た少年、朝景色を見る。

寸評