ルパン三世カリオストロの城

　札束持って逃走、追っ手のクルマは予め細工、すべてニセ札、ゴート札の謎を追う。
　変装してカリオストロ公国へ。低い雲、パンク修理。
　助けた少女に介抱され、青い山羊の指輪を託される。
　湖上の城、伯爵、謎のメイド、捕われのクラリス。
　旅篭屋でスパゲッティ。
　花嫁誘拐の予告、五右衛門、銭形。
　潜入、ローマ水道から歯車へ、銭形に化けて、北の塔へ。
　「その娘が信じてくれたら、泥棒は空を飛ぶ事だって出来るのに」と口説く。花に旗の手品。
　落とし穴、指輪で通話。
　底で銭形と合流、差し向けた刺客を追って逆襲。ニセ札工場。
　工場に放火、ジャイロで姫を救う。僅かの所で銃撃。
　壊れたジャイロでルパンと不二子を救出。銃口をふさぐクラリス。
　インターポールの弱腰、新聞のでっち上げ記事。
　老犬カールに助けられるルパン、大喰い。
　十年前に負傷したルパン、それを助けたクラリス。
　結婚式、ルパン、銭形、双方を挑発する不二子。
　式、倒れる十字架、ルパンとクラリスは窓から外へ。中継を伴って地下に降りる銭形。
　伯爵に追われつつ時計塔を目指す。歯車での攻防、ひとつ外す。
　屋上に追い詰められたクラリス、針の上へ。
　取引、指弾、壁に剣を突き立てる伯爵。
　時計塔が崩れ、水が引き、現れるローマ遺跡。
　あなたの心を盗んだと真顔で言う銭形。
　不二子はニセ札の原版をせしめる。

寸評
　銭形に対する抑圧と解放、クラリスとの思い出が、この作品を血の通ったものにしている。